開発者の方へ
2026 年 9 月に、試験用ネットワーク Sepolia の上に Clio-X 一式を自分で建てました。その記録です。 Pontus-X の加盟が無くても動き、すべて無料枠で運用しています。
ポータル(画面)
cliox.ldas.jpVercel↓ 問い合わせる
ノード(目録・受付・計算)
cliox-node.ldas.jpmdx の仮想マシンsubgraph(取引の索引)
cliox-subgraph.ldas.jp同じ仮想マシン↓ 読む
公開の台帳
Sepolia(試験用)Ethereum のテストネット| 部分 | ソフトウェア | 置き場所 |
|---|---|---|
| ポータル | Clio-X(ciferresearch/ClioX-mvg-portal のフォーク) | Vercel(Hobby) |
| Ocean Node | oceanprotocol/ocean-node:4.2.0 + Typesense | mdx の仮想マシン(6 vCPU / 8.8 GiB / 99 GB、Ubuntu 24.04) |
| subgraph | graphprotocol/graph-node v0.45.0 + IPFS + PostgreSQL 14 | 同じ仮想マシン |
| 公開の入口 | Cloudflare Tunnel(--protocol http2) | 受け付けるのは SSH だけ |
構築手順の要点
詳しい手順は英語の Self-hosting on Sepolia にあります。要点は次のとおりです。
- 公式のまま使うもの。 Ocean Node 4.2.0 の設定はすべて公式の項目です。Sepolia の Ocean のコントラクトは公式の配備で、アドレスの一覧もイメージに同梱のもの(
@oceanprotocol/contracts2.9.0)を使います。 - この構成で足したもの。 ポータルへの Sepolia の追加、自前の Ocean Node と subgraph、ブロック 11,459,550 から始める subgraph(公式の配備ブロックからでは無料の RPC で数日かかるため、パッチ 2 つで短縮)、計算は無償のみ・許可リスト・ネットワーク無し・2 CPU / 2 GiB。
- 計算を動かせる人の決め方。 Ocean Node には公式の方法が 3 つあります。アドレスの一覧(いまはこれ)、台帳上のアクセスリスト(複数のノードで共有できる)、資格情報を確かめるポリシーサーバ(Pontus-X の方式)。
- 秘密情報。 ノードの鍵は 1Password に置き、
opから ssh の標準入力で仮想マシンの.envに書き込みます。
ページ
- API(OpenAPI) — Clio-X がノードと subgraph に送る呼び出しの一覧。
- CLI で登録と無償の計算 — 公式 CLI で見本を登録し、無償の計算ジョブを動かす手順。
- 分かっている問題 — 原因と回避策。
初回の実測(2026-09-26)
| データセット | did:op:04f79245ba012ab323600b60bb537c865560ca18867025a3d31b38f4560b9787 |
| アルゴリズム | did:op:fdefde90da7983f083b54c0939b719cb69dac21bff6e5cc4a343d2f6a033daa4 |
| ジョブ | 無償の環境、1 CPU / 1 GiB、終了コード 0 |
| 結果 | 1,338 語。people 10、laws 9、states 8。同じイメージで手元で動かした結果と一致 |
| subgraph の同期 | 公開 RPC で毎分約 750 ブロック |
ソース
ファイルはフォークのブランチ deploy/hosting にあります。 このサイトは、同じ文章からブランチ docs/site で作っています。